「親日国台湾、台湾としてのオリンピック参加を応援しよう!」

こういうことをいう人が苦手だ。

 

そもそもこの一文には2箇所、気に食わない点がある。

まず1箇所目は「親日国台湾」の部分だ。

なぜなら台湾は国名ではないからだ。

台湾地域に存在する国は客観的に見て中華民国である。中華人民共和国は、自国の一部であり、中華民国は存在しないという立場ではあるが、実際、中華人民共和国ではないことは蓋然的に事実である。このことは説明が長くなる上、本題ではないので省く。

とにかく、台湾が国名ではない以上「親日国台湾」と表現するのは明白な誤りである。その誤用を大声で叫んでいるところが気にくわない。

そして2箇所目が「応援しよう」の部分である。

正確な表現は難しいが、私は応援しようとしていることが気にくわないのではない。応援するしないは個人の自由だと考えているからだ。しかし「台湾を応援しよう」と声かけをするとなると状況は変わってくる。なぜなら「無知な日本人を騙して、俺と同じように、可哀想な台湾を応援しようぜ」と聞こえるからである。

まず、台湾が「台湾」としてオリンピックに参加しないことは台湾人の国民投票ですでに決定している。国民投票で「台湾としては参加しない」と決定しているのにも関わらず、なぜ外国人であるあなたたちがそれを覆そうとしているのか。また、その手段として「中共にいじめられていて可哀想な台湾」に同情させようとしているところも気に入らない。そうではない。台湾人が自ら国民投票で決定した事項であるのだ。

たしかに、中共が様々な圧力をかけることが明白だから「中華台北」で妥協しようとの考えが大半であると思う。しかしそれでもそう台湾人が「決めた」のだ。

 

だから、私は「新日国台湾、台湾としてのオリンピック参加を応援しよう!」という人が苦手だ。

 

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